本日の朝日新聞に載りました
求む起業意欲ある人2008年04月09日
菱屋町商店街の一角にオープンする「まちなか交流館」(壁に時計が掛かっている建物)=大津市長等2丁目
【商売を体験交流空間】
【26日オープン「まちなか交流館」菱屋町商店街に“起爆剤”】
大津市の中心市街地の活性化につなげようと、商店街の担い手育成などを目的とした市の施設「まちなか交流館」が26日、大津市長等2丁目の菱屋町(ひしやちょう)商店街の一角にオープンする。起業意欲のある人に格安でスペースを貸す「チャレンジショップ」や、学生に商売の面白さを味わってもらう商業体験スペースのほか、地域の老若男女が集える世代間交流スペースも備える。市は「中心市街地活性化への起爆剤になれば」と期待を込める。(日比野容子)
同交流館は3階建てで、敷地面積は約140平方メートル。市が3100万円余りをかけて「おもちゃのやかた遊遊館(ゆうゆうかん)」を改装した。公募で選ばれた指定管理者が、市から年間830万円の指定管理料を得て管理・運営にあたる。
目玉は1階の「チャレンジショップ」(約24平方メートル)。「開業したいがいきなり店舗を持つのはどうも……」という人に半年~最長1年間、月額3万円で貸し出す。出店第1号は大津市の薬剤師福本智恵美さん(49)で、和小物や、ろうけつ染めなどの作品を扱う店「わらくや」を出す。「ただ売るのではなく、作品の制作過程を道行く人に見て楽しんでもらい、商店街の集客に一役買えたら」
チャレンジショップの奥には商業体験スペースも。当面は大津商業高校の生徒が授業の一環で、県内の農業高校の生徒がつくった加工品などを販売する予定だ。
2階は会議や展示に使えるコミュニティホール、3階は交流スペース。オープンを記念して29日まで、コンサートや落語、スタンプラリーなどのイベントが開かれる。
市産業政策課の永阪哲・副参事は「相次ぐマンション建設で、中心商店街にも客足が戻りつつある。このチャンスを生かし、商店街再生や市の活性化を担える人材を育てられたら」と意気込む。



